デヴィッド・ボウイを追体験する ”超体感型” ミュージック・オデッセイ。
オデッセイ | Odyssey | 意味は「放浪と冒険の長い旅」 | 古代ギリシャの詩人ホメロスが書いた叙事詩「オデュッセイア」の英語読みが「オデッセイ」 | 英雄王オデュッセウスの10年間の放浪を描いた長大な冒険詩篇 |
いつまで・上映映画館
上映映画館はこちら。
なお、多くの映画館で4月13日(木)までの上映となっている。
IMAX・Dolby Atmos 上映
関東 | 埼玉県 | 109シネマズ菖蒲 | IMAXレーザー |
千葉県 | イオンシネマ幕張新都心 | Dolby Atmos | |
TOHOシネマズ流山おおたかの森 | IMAXレーザー | ||
ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 | IMAX | ||
USちはら台 | IMAX | ||
成田HUMAXシネマズ | IMAX | ||
東京都 | TOHOシネマズ日本橋 | Dolby Atmos | |
TOHOシネマズ日比谷 | IMAXレーザー | ||
グランドシネマサンシャイン池袋 | Dolby Atmos | ||
109シネマズ二子玉川 | IMAXレーザー | ||
109シネマズ木場 | IMAXレーザー | ||
シネマサンシャイン平和島 | Dolby Atmos | ||
109シネマズ二子玉川グランベリーパーク | IMAXレーザー | ||
神奈川県 | TOHOシネマズららぽーと横浜 | IMAX | |
109シネマズ川崎 | IMAXレーザー | ||
中部 | 福井県 | 福井コロナシネマワールド | Dolby Atmos |
愛知県 | 109シネマズ名古屋 | IMAXレーザー | |
ミッドランドスクエアシネマ | Dolby Atmos | ||
近畿 | 京都府 | TOHOシネマズ二条 | IMAX |
大阪府 | TOHOシネマズなんば | IMAX | |
109シネマズ箕面 | IMAX | ||
兵庫県 | TOHOシネマズ西宮OS | IMAXレーザー |
鑑賞時の注意
演出として「光の点滅するシーン」が何度かあった。
サイトにも記載されているように、鑑賞時には注意が必要だ。
光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光過敏性発作やてんかんの症状など、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーン(光の点滅が続くシーン等)が含まれております。
光に対する感受性は個々のお客様によって異なりますので、ご鑑賞いただく際には予めご注意ください。
光刺激に敏感なお客様は、ご鑑賞に際して、注意深くご判断頂けますようお願いいたします。
あらすじ
世界的ロックスター:デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てたドキュメンタリー。
現代において最も影響力のあるアーティストにして “伝説のロック・スター” デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」。
30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。
デヴィッド・ボウイとは一体何者だったのか。
観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験する。
本作は全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画となっている。
なお、全編にわたってボウイ本人によるナレーションを使用している。
製作
監督を務めるのは映画プロデューサー、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画「くたばれ!ハリウッド」、伝説のロックバンド:ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」を手掛けた名手:ブレット・モーゲン。
デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像にアクセスすることを許されたブレット・モーゲン監督は全ての映像に目を通すために2年もの歳月を費やし、厳選した貴重映像で構成した。
音楽プロデュースを務めるのはデヴィッド・ボウイ、T・REX 、THE YELLOW MONKEY らの楽曲をプロデュースしてきた敏腕プロデューサー:トニー・ヴィスコンティ。
そして音響には社会現象級の大ヒットとなったクイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞®️を受賞した音響技術者:ポール・マッセイが参加。
これ以上ない最強布陣が実現した。
デヴィッド・ボウイのド迫力のライブ、圧倒的な映像美が紡ぐ「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」は、まさに最高峰のシネマエクスペリエンス。
いま、<“超体感型”ミュージック・オデッセイ>の幕が開ける。
エクスペリエンス | experience | 意味:経験、体験 |
デヴィッド・ボウイの半生
1970年代から現在に至るまで、影響を受けていないミュージシャンは皆無と言っていいほどの音楽シーンの伝説。
1947年1月8日、イギリス、ロンドン生まれ。
本名:デヴィッド・ロバート・ジョーンズ。
子どもの頃から音楽に親しみ、15歳で初めてのバンドを結成。
1964年、17歳時に初めてのレコードをリリースする。
’67年には、デヴィッド・ボウイ名義の初のアルバムを発表。
’69年、シングル「スペイス・オディティ」が全英チャートでトップ5入りを果たし、注目を集める。
‘72年にはアルバム「ジギー・スターダスト」を発表。
濃いメイクや中性風のファッションにより、グラムロックのイメージを決定づけ、一躍メインストリームに躍り出た。
’75年には再リリースされた「スペイス・オディディ」によって初の全英ナンバーワンを獲得する。
1970年代は彼にとって、もっともクリエイティブな時代であり、毎回のようにスタイルを変えては批評家やファンの賞賛を浴び続けた。
中でも、’77年の「ロウ」「英雄夢語り(ヒーローズ)」、翌年の「ロジャー(間借人)」は “ベルリン三部作” と呼ばれ、シンセサイザーを導入したアーティスティックな作品として高い評価を得ている。
また、この頃から俳優としての活動も本格化し、ニコラス・ローグ監督の「地球に落ちてきた男」(76)では主演を務めた。
1983年に発表した「レッツ・ダンス」は全英でトップに立ったのみならず、世界的な大ヒットに。
日本でも、大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」への出演と相まって知名度を高めた。
1989年にはバンド:ティン・マシーンを結成して活動。
解散後もコンスタントに新作を発表していたが、2004年に病に倒れて長い休養を余儀なくされる。
’13年に10年ぶりの新作「ザ・ネクスト・デイ」を発表してファンを喜ばせた。
’16年1月10日、肺癌により69歳で逝去。
2日前の誕生日にアルバム「★(ブラックスター)」をリリースしたばかりだった。
デヴィッド・ボウイという人間
彼は言う。
「私はコレクターだ」
「個性を収集している」
何物にも区別されないもの、それが個だ。
一般的ではなく、特殊。
大勢ではなく、少数。
森の中で迷彩服を着て溶け込むのではなく、どこからでも見つけられる蛍光色を着る、それがデヴィッド・ボウイ。
相違と進化
私の中でデヴィッド・ボウイといえばこの映画「ラビリンス」。
私が知っているボウイと、スクリーンに映るボウイは違っていた。
デヴィッド・ボウイは、生まれ持った才能を、内側から湧き上がる抑えきれないエネルギーを、自身を健全に維持するために芸能活動をしていると思っていた。
違っていた。
彼は持っていなかったのだ。
いろんなことに影響を受け、少しずつ考察と実験と検証を繰り返し、デヴィッド・ボウイを更新し続けた。
2つの顔
表舞台に出ているデヴィッド・ボウイ。
奥底に潜んでいるデヴィッド・ボウイ。
どちらもボウイだが、中身は大きく違う。
矢沢永吉さんも同じだ、2つの顔がある。
「デヴィッド・ボウイ」という物語の主人公。
本当の自分は、大切に閉まってある。
その2つを、長い時間をかけて「1つ」にする作業、それが人生。
最後に
彼は彼の人生を作り続けた。
生きることにも、自分自身にも、常に前向きで意欲的なボウイ。
長い時間をかけてデヴィッド・ボウイという長編物語を綴った。
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