映画「侍タイムスリッパー」を観た感想

映画鑑賞の感想文

このツイートから始まった。

ツイートを見て以降ずっと気になっていた。

インディーズ作品、つまりB級映画、最初は「池袋シネマ・ロサの1館のみ」での上映。

いつからかSNSを中心にジワジワと広まって10館くらいに増え、その後は一気に拡大。

いまでは100館以上で上映、日本中で上映している。

おめでとう!!!

侍タイムスリッパー | 公式サイト
劇場映画「侍タイムスリッパー」の公式サイトです。 最新情報、キャスト、スタッフ紹介、劇場情報、予告編などの情報が満載。

あらすじ

時は幕末、京の夜。

会津藩士:高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。

長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。

名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。

やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。

新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。

一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。

キャスト

高坂 新左衛門 山口 馬木也 会津藩の剣士
風見 恭一郎 冨家 ノリマサ 時代劇の大スター
山本 優子 沙倉 ゆうの 助監督
関本 峰 蘭太郎 殺陣師
住職 福田 善晴 西経寺住職
節子 紅 萬子 住職の妻
錦 京太郎 田村 ツトム 時代劇の花形役者
井上 井上 肇 撮影所の所長
安藤 安藤 彰則 斬られ役の俳優
山形 彦九郎 庄野﨑 謙 長州藩の剣士

上映映画館

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パンフレット

映画を観る際、作品パンフレットを買うことが多い。

理由は「どういった意図で作られているのか」などの制作側の考えが知りたいから。

パンフレットには細かい部分撮影秘話など、作品以外の情報がたくさん詰まっている。

この映画パンフレット、取り扱っているのは日本くらいだとか。

【インタビュー】日本にしかない貴重な文化遺産、映画パンフレットの歴史とは
映画館ではお馴染みのパンフレット。実はこれがお馴染みであるのは日本だけだ。

映画を見る前に買うこともある。

それは「絶対に観る!」と決心している場合。

鑑賞前にパンフレットを少し見て、人物情報などを入れてから鑑賞する。

見終わってから買う場合は、さほど期待してなくて鑑賞 → めっちゃ良かった!というとき。

今回は前者、鑑賞前にパンフレットを買うと決めていた。

超個人的ハプニング

この日は時間帯もあって、グッズ売店に人が居なかった。

どうやら売店商品の購入はフードレジで、とのこと。

フードレジの1番右端、売店の決済スペースになっている。

販売中のパンフレット一覧プリントされていて、クリアファイルに入っている。

それをしばらく眺めていると……無い。

ほしいパンフレットの名前が書かれていない。

なんでや?プチパニック。

すると、20代と思しき男性スタッフさんが声をかけてくれた。

男性スタッフ<br>
男性スタッフ

お待たせ致しました、なにかお探しですか?

わたし
わたし

えーっと…パンフレットなんですけど…

男性スタッフ<br>
男性スタッフ

はい、パンフレットですね?

わたし
わたし

あの【侍ストリッパー】のパンフレットはありますか?

男性スタッフ<br>
男性スタッフ

………えっと…この一覧に無ければ取り扱いが無いですね…。

わたし
わたし

そうですか、わかりました、ありがとうございます(笑顔)

みなさん、お気付きだろうか。

私は致命的なミスをしている。

私がいるのはシネコン、大型シネマコンプレックスだ。

老若男女問わず多くの人が映画を楽しめる場所、つまり娯楽施設だ。

そんな場所で、絶対に登場しないワードを笑顔で言う私。

そもそも侍は安易に脱がないし、それを見せ付けない、ってかどんな映画だよ(笑)

パンフレット情報

作品パンフレット、現在制作中とのこと。

監督さんのツイート。

販売されたら絶対に買う!

感想

最高に楽しかった!

めっちゃおもしろかった!!!

これ以外の言葉が出てこない、そのくらい楽しかった。

笑いと緩急

めっちゃ笑った!!!

さすが関西、ノリと笑いに超強い。

ハッキリと緩急があるので、観ていて飽きない。

「笑い・シリアス」のバランスが素晴らしい。

俳優

まず、役者さんがホントに凄い。

些細な仕草で物語る。

目線や雰囲気で物語る。

間合いで物語る。

言葉を自由に使い分ける、しかも違和感なく。

その地域の出身?と思うくらいに違和感なし。

とにかく凄い。

それでいて泣かせるのよ、ホントに。

クライマックスのシーン、あれは泣かせる。

アテレコ?

最初のシーンはアテレコかな?

声の聞こえ方がアテレコっぽかった。

あの人は確か…

心配無用ノ介が誰かに激似で気になった。

ずっと(誰だろう…)と考えていた。

『時代劇 昭和』で検索してやっと分かった。

考察できない!?

すべてが「ネタバレ」につながってしまうので、あれこれと書けない。

たとえば、起承転結。

起:なにがあって承:それからどうなって転:どう変化が起きて結:どう終わどう締めるのか、この流れもネタバレになってしまう。

このときの、この人の感情は…なども書けない、ネタバレにつながってしまう。

ところどころに散りばめられた笑いも、ネタバレになってしまう。

そのくらい、緻密に作られた構成になっている。

この脚本は本当に素晴らしい。

最後に

あまりにも素晴らしい作品に大感動&大感激。

個人的にエンドロールで小さく拍手(心はスタンディングオベーション)。

こころ晴れやか、満足感いっぱい。

久々に「あー楽しかった!」と気分爽快。

幸せな時間を過ごせた。

心底感謝、ありがとうございます!

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