ものすごく良かった!
期待以上の作品だった!
ただ、残念なことに、、、、。
上映開始直後なので大型スクリーン、観客は非常に多い。
ということは、マナーが悪い客が多いことは安易に想像できる。
なんでそんなことも分からんのだよ、という客が多い。
後ろの列という近さで、終始しゃべってる老夫婦。
ものすごい勢いで、ずーっとポップコーンをガサガサと音を立てながら貪る人。
静まり返るような重いシーンで、飲み終わったドリンクカップを逆さまにしてザラザラと音を立てて中の氷を落としてボリボリ食べるなよ、バカカップルめ。
むむ、少し言葉が乱れてしまった、落ち着こう。。。
オープニングから
始まってすぐの、冒頭のシーンで大感激した。
そう、アレが!名曲「デンジャー・ゾーン」が!爆音で鳴り響く!
体の芯を激しく振動させるほどの、ビリビリと痺れる音の波動。
空気だけでなく、壁も床も座席も、すべてを震わせる凄まじい音圧。
もう、すぐさまスイッチが入った。
つま先から頭のてっぺんまで一気にゾワゾワッと鳥肌が駆け上がる。
ものすごくカッコイイ!
あまりにかっこよすぎて、感涙、というか号泣。
この名曲を映画館のフル音響で聞けるなんて感無量!
1986年のトップガン
実は、36年前の【トップガン】を観ていない。
ゆえに、主人公:マーベリックの素性を知らない。
鑑賞前にウィキペディアで『トップガンマーベリック』を検索。
大まかなあらすじと登場人物の関係性を知る。
ジェニファー・コネリーは相変わらず美しい、さらに輝きを増している。
若手パイロットの俳優たちの演技が素晴らしい。
教官が誰なのかを知ったルースター、その時の表情はホントに良かった。
音楽
BARのシーン。
ミュージックボックスから懐かしい曲が流れていて、すごく嬉しい。
36年前あたりに流行ってた曲なのかな?
この映画、音楽が本当に素晴らしい。
BGMも豊富で、使い方もバッチリ。
音を耳で聞くだけじゃない、全身で音を浴びる。
緊張を高める音、不安を煽る音、感動を呼ぶ音。
戦闘機の爆音も素晴らしい!
構成
この映画の凄いところは【緩急の付け方】が素晴らしく上手い。
ジェットコースターのように、登っては急降下、また急上昇して急降下。
観客の感情を激しく入れ替わらせる作り方、本当に素晴らしい。
笑い所もいくつかあるし、不安を煽らせまくるところも非常に良い、そして泣かせる所もしっかりある。
特に緊張の作り方がホントに素晴らしい。
1つ緊張が過ぎると(;´口`)ハァァァァァ-と溜息に似たものが体から抜けて、全身の力が解けてグッタリする。
気付けば、手をギュッと握りしめていた。
チカラが抜けたとき、その手はわずかに震えていた。
ラストシーン
最後に「まさか……それ、やるの?!」という展開に。
これは全く予想してなかったので心底ビックリした!
マーベリックならではの発想、彼じゃないとできないし、やれない。
実はここで、36年前と繋がる。
時間を超えて、想いが繋がる。
最後に
起承転結も分かりやすくて、初めて見る人にも優しい構成になっている。
作り手の意図通りに観客の感情が動く、とてもおもしろい。
これこそエンターテインメント!
もう一度、観ると思う。
いや、絶対に観る!
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