もみあげという呼び名には地域性があります。
関東では「もみあげ」、関西では「ちゃり毛」、ほかには「びん」「びんこ」などとも言います。
「びん」は「鬢」と書きます。
たかがもみあげ、されどもみあげ。
もみあげの長さ、形、毛の長さ、組み合わせによって見え方が変わります。
もみあげの長さ
耳を基準にして、もみあげ自体の長さ(位置)を決めましょう。
耳の上(短め)
耳の真ん中(普通の長さ)
耳の真ん中の位置が基準になります。
- 真ん中から上は「短め」
- 真ん中から下は「長め」
私が住む宇都宮では、耳の真ん中の位置のことを「普通の長さ」と言っています。
もみあげの長さはどうしますか?
普通で(耳の真ん中)
地域によって「真ん中の位置」の呼び名が違うので、改めて位置を指定しましょう。
耳の真ん中より少し長め
「耳の真ん中の位置」と「耳たぶ」の中間。
耳たぶ(長め)
あご(長め)
もみあげの毛の長さ
毛が長いと、正面から見たときに厚みが出ます。
もみあげが輪郭を覆うので、肌の面積が少なくなって顔が小さく見えます。
逆に毛が短いと、顔の輪郭がハッキリします。
もみあげと「あごヒゲ」をつなげると、小顔に見えます。
肌の面積が少なく見えるので、小顔に見えます。
メガネ
メガネの柄の部分がもみあげをギュッと抑えるので、毛がハネることがあります。
毛がクルクルとうねることもあるので、気になる人は高い位置で切ります。
もみあげの形
- 真っすぐ切りそろえる
- 自然に残す(先を細くする)
社会人やビジネスマンなど、比較的年齢が上の人は切りそろえる人が多いです。
10~20代、学生など、若い人はもみあげを自然な形(先を細くする)にする人が多いです。
まとめ
もみあげについて。
まずは、もみあげ自体の長さを「耳を基準」に決めましょう。
社会人やビジネスマンは「耳の真ん中」くらいが多く、20代や学生など若い人は「耳たぶ」もしくは「耳の真ん中と耳たぶのあいだ(耳たぶより少し短め)」が多いです。
次に、もみあげの「毛の長さ」を決めましょう。
毛が長いと、顔の輪郭を覆うので小顔に見えますが、もみあげに厚みが出ます。
毛が短いと、顔の輪郭がハッキリとします。
メガネの柄がもみあげの毛を抑えてハネることがあるので、気になる人は高い位置で短く切ります。
もみあげの形、社会人やビジネスマンは切りそろえることが多いです。
20代や学生などの若い人は、自然に残す(先を細くする)ことが多いです。
もみあげとヘアースタイルのバランスも重要です。
どうしたらいいかわからないときは、不安な人はスタッフさんに相談しましょう。
参考になれば嬉しいです。
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