今や知らない人はいない、日本に浸透している髪型のひとつ「ソフトモヒカン」。
この髪型、ある人がキッカケで大流行しました。
デビット・ベッカム
2002 FIFA World Cup、2002年5月31日から6月30日にかけて日本と韓国で開催された17回目のFIFAワールドカップ。
イングランド代表選手として来日、187㎝の高身長イケメンに日本中が大熱狂。
このときの髪型:ベッカムヘアが大人気になりました。
日本中でベッカムヘアという名前が広がり「ベッカムヘアにしたい!」という人がたくさん居ました。
特に若い人・子供に絶大な人気を博し、街中がベッカムヘアに染まりました。
ソフトモヒカンとは
横をまっすぐ上に刈り上げて、うしろも高めに刈り上げ、トップの中央が一番長く尖った髪型がソフトモヒカンです。
トップの髪を中心に向けて尖らせるようにセットします。
モヒカンとの違い
モヒカンは、トップ中央もしくはトップだけを長く残し、横と後ろを短く刈り上げる髪型です。
上記の画像、立ち上げている長い部分と刈り上げ部分が「つながっていない」のがわかります。
長い部分と刈り上げ部分をグラデーションでつなげたのがソフトモヒカンです。
ちなみにソフトモヒカンは和製英語です。
海外でソフトモヒカンは通じません。
トップの長さ
トップの長さは、セットしやすいことが重要です。
- 自然に立ちやすい長さ
- 整髪料で立たせられる長さ
横の刈り上げ長さとのバランスを見て、トップの長さを決めましょう。
前髪の長さ
前髪の長さを決めましょう。
ソフトモヒカンなので、前髪を上げてセットします。
前髪が長すぎると髪の重さで上がりにくくなり、セットしにくく崩れやすくなります。
ソフトモヒカン 前髪長め
ソフトモヒカン 前髪短め
スタッフさんと相談して前髪の長さを決めましょう。
刈り上げの長さ
横とうしろの刈り上げの長さを決めましょう。
- 地肌が白く見えるくらいに短くする場合は4mm以下
- 地肌を見せない場合は6mm以上
横とうしろ、刈り上げの長さを同一のするのか、それとも長さに変化を出すのかを決めましょう。
横を4mm、うしろを6mmにすると、地肌の見え具合で白と黒のコントラストがキレイに出ます。
白と黒のグラデーションでメリハリをつけたい場合は長さに変化を出すと良いでしょう。
あまり個性的にならずに自然な仕上がりにしたいときは、同一の長さにすると良いでしょう。
うしろ(後頭部)
日本人の後頭部は「絶壁」といわれる人が多いです。
後頭部に丸みがなく平らなこと → 絶壁
平らな後頭部にボリュームを出すことによって、丸みのあるキレイな頭の形になります。
こちらの記事に詳しく記載されています。
まとめ
今も変わらず人気の髪型:ソフトモヒカンについて書きました。
ソフトモヒカンとは、モヒカンをソフトにした髪型です。
人気に火が付いたのは、2002年の第17回FIFAワールドカップ、来日したイングランド代表:デビット・ベッカム選手です。
あまりのイケメンに日本中が大熱狂、瞬く間にベッカムヘアが大流行しました。
トップの長さはセットしやすいことが重要です。
前髪を上げる(立たせる)場合は、短い方が上げやすくてセットしやすいです。
前髪をおろす場合は、長めにしましょう。
横とうしろの刈り上げは、同一の長さにするとナチュラルな仕上がりに、横を短く・うしろを長くすると地肌の見え具合で白と黒のコントラストができてメリハリがついて個性が出ます。
日本人の後頭部は絶壁が多いので、カットとセットで自然な丸みとボリュームを出せばカバーできます。
参考になれば嬉しいです。
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