<午前十時の映画祭>
「一度、スクリーンで観たかった。もう一度、スクリーンで観たかった。」
4月1日~3月30日を1年として、2週間代わりで素晴らしい名作映画を公開しているこの企画。
作品によっては「1週間限定公開」もあるので御注意を。
午前10時とあるが、作品によっては10時より前に上映することもあるので、上映映画館のスケジュール確認は必須。
公式HPでは
- 上映開始時間は<午前10時に限定せず>それぞれの劇場の判断で<午前中の上映開始>となります。
- そのため、上映開始時間は劇場ごとに、また作品によっても異なります。
- また、鑑賞料金も各劇場が設定した料金となりますのでご了承ください。
- ご鑑賞前に各劇場の公式サイトなどでご確認をお願いいたします。
私の住む街:栃木県では「ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが」と「TOHOシネマズ宇都宮」の2ヶ所で上映している。
お葬式
個性派俳優・エッセイストとして名高かった伊丹十三の長編映画初監督作。
誰もが経験しているのに実はよく知らないお葬式の段取りと流れ、そのディテールを事細かに描いて大ヒットを記録した。
俳優・伊丹ならではのこだわりのキャスティングが見どころ。
日本アカデミー賞では作品賞、伊丹の監督賞と脚本賞など5部門で最優秀賞を受賞した。
身内が亡くなったことをはじめとした、葬式の始め方から終わりまでを描いた作品。
滅多に会わない親戚とのやりとりや、故人と付き合いのあった人たち、さまざまなタイプの人が映し出される。
これは映画というよりもドキュメンタリーに近いと感じた。
誰しもが一度は経験する葬式だが、主催する機会は一生にそう多くない。
あらすじ
俳優の井上侘助と妻で女優の雨宮千鶴子は夫婦共演のCM撮影を行っていると、突然連絡が入る。
千鶴子の父・真吉が亡くなったのだ。
親族代表として葬式を出さなくてはならなくなった侘助は、マネージャー:里見の助けを借りつつも途方に暮れる。
キャスト
左から、役名、俳優、人柄。
井上家・雨宮家
井上 侘助 | 山﨑 努 | 職業は俳優、葬儀については何もわからない。 |
雨宮 千鶴子 | 宮本 信子 | 侘助の妻で俳優、小学生の2人の息子がいる。 |
雨宮 きく江 | 菅井 きん | 千鶴子の母、喪主を勤める。 |
雨宮 真吉 | 奥村 公延 | 千鶴子の父、心臓発作で亡くなる。 |
千鶴子の親族
雨宮 正吉 | 大滝 秀治 | 真吉の兄、金融業や商事会社などを手広く経営する資産家、愛知県三河に住む。 |
綾子 | 友里 千賀子 | 千鶴子の妹、二人の息子がいる妊婦。 |
喜市 | 長江 英和 | 綾子の夫、とても背が高い。 |
茂 | 尾藤 イサオ | 千鶴子のいとこ、金はあるが人の気持ちがわからない正吉を嫌っている。 |
明 | 岸部 一徳 | 茂の弟、兄の茂が何か言うと「またシゲがよぉ、クククッ」といちいち笑っている。 |
黒崎 | 佐野 浅夫 | 雨宮家の親族、奥村・榊原と共に「三羽がらす」と呼ばれている。 |
奥村 | 関山 耕司 | 雨宮家の親族、「三羽がらす」の一員。 |
榊原 | 左右田 一平 | 雨宮家の親族、「三羽がらす」の一員。 |
侘助の関係者
里見 | 財津 一郎 | 侘助&千鶴子のマネージャー、詫助を陰からサポートしている。 |
青木 | 津村 隆 | 侘助の付き人、葬式の手伝いに来たついでにその準備の様子をスクーピック(16ミリフィルム)に収めている。 |
斉藤 良子 | 高瀬 春奈 | 侘助の愛人、終始自分勝手で承認欲求に飢えている。 |
葬式にかかわる職業人
海老原 | 江戸家 猫八 | サングラスをかけた葬儀業者、鳳啓助みたいな話し方と声、侘助夫婦にてきぱきとアドバイスを与え、葬式を成功に導く。 |
住職 | 笠 智衆 | 家具装飾の愛好家。 |
猪ノ瀬 | 小林 薫 | 火葬場職員、焼いている遺体が生き返る夢を見ることがある。 |
真吉のゲートボール仲間
岩切 | 吉川 満子 | 真吉の遺体と対面して大号泣したため一瞬静まり返らせた。 |
老人会会長 | 香川 良介 | 真吉のことを「品があってオシャレで、いつもニコニコしていて、ゲートボールも上手かった」と語る。 |
老人 | 田中 春男 | 隣に座る小さい老人の通訳係のように大きな声で他の人の言葉を伝えている。 |
老人 | 藤原 釜足 | 少々耳が遠いので隣に座る老人から大きな声で伝えてもらった言葉に同意、あるいはオウム返しする。 |
近隣の人々
木村先生 | 津川 雅彦 | 侘助の別荘の隣に住む精神科、真吉の危急に接し、東京の病院を手配する。 |
木村先生の妻 | 横山 道代 | 花村夫人やキヨちゃんと共に台所でお通夜の食事の料理や酒の準備をしている。 |
花村夫人 | 西川 ひかる | 葬式を手伝う、リーゼントのような独特な髪型をしている。 |
キヨちゃん | 海老名 美どり | 葬式を手伝う、千鶴子たちとも仲がいい。 |
フクちゃん | 金田 明夫 | キヨちゃんの夫、寿司職人。 |
その他
木登り青年 | 利重 剛 | 木に引っかかった紙幣を取ろうとした青年。 |
冠婚葬祭の先生 | 関 弘子 | 葬儀マニュアルビデオに出演した冠婚葬祭の先生。 |
会計の女 | 中村 まりこ | 病院の会計係。 |
助監督 | 黒沢 清 | 侘助&千鶴子のCM撮影に参加した助監督。 |
電報配達人 | 井上 陽水 | 詫助に電報を渡す。 |
1984年公開
今から39年前の昭和59年、当時の出来事を書き出してみる。
- 宝酒造が「タカラ缶チューハイ」を発売
- 熊本市の電話市外局番が「0963」から「096」へ変更
- 植村直己がマッキンリー山(アメリカ・アラスカ州)の単独登頂に成功、翌日に下山途中で消息不明
- 広島県福山市で泰州くん誘拐殺人事件発生
- 松本智津夫(麻原彰晃)が「オウム神仙の会」(後のオウム真理教)を設立
- スタジオジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」が公開
- 宇都宮病院事件発覚
- グリコ・森永事件、“かい人21面相”と名乗る人物から報道機関に挑戦状が届く
- 朝日麦酒の「三ツ矢サイダー」が発売100周年
- 読売新聞社跡地にプランタン銀座が開業
- 東洋工業、マツダへ社名変更
- 夕張保険金殺人事件
- NHKが衛星放送を開始
- 大相撲で初の外国人力士、高見山が現役引退
- 第二電電(現在のKDDI)設立
- TBSの人気番組「8時だョ!全員集合」にて、埼玉県入間市内からの公開生放送中に停電発生、放送開始後9分間、会場が真っ暗なまま生中継された
- 花王石鹸が紙おむつ「メリーズ」、「ビオレU」を発売
- 警視庁は投資ジャーナル社(中江滋樹代表)を無免許営業で捜索(投資ジャーナル事件)
- 日劇・旧朝日新聞東京本社跡地に建設の有楽町マリオンが全面完成
- 西明石駅列車脱線事故
- テレビ朝日系列で放送していた「西部警察」が最終回を迎える
- 日本で新紙幣発行、1万円札が福澤諭吉、5千円札が新渡戸稲造、千円札が夏目漱石
- マハラジャ麻布十番店がオープン、その後全国展開して高級ディスコブームとなる
- トルコ人留学生からの訴えが発端となり、トルコ風呂がソープランドに改称
- エリマキトカゲ大流行
- オーストラリアからコアラ6頭が贈られて日本に初めて上陸、コアラブームに
- 1984年の音楽
- テレビアニメ作品一覧 (1980年代)#1984年(昭和59年)
当時小学生の私、ドリフで育ったので「志村けん」はアイドルであり神様だ。
アイドル全盛期のこの頃、グループではなくピンで活動するアイドルが多く居た。
都会と田舎
井上侘助一家は東京で暮らしており、以前住んでいた伊豆の別荘には愛知県三河から出てきた千鶴子の父・真吉と母・きく江が暮らしている。
小高い丘の上に立てられた別荘は、目の前には大きな海、周囲には緑豊かな自然が生い茂っている。
都会から離れた場所に建つ別荘、景色も良く静かで穏やかな時間が流れている。
その反面「何か」が起きたときには不便で困る場所である。
ちなみに、この撮影場所は伊丹十三の別荘。
冠婚葬祭
生まれた時はさほど儀式化しないし、出生後のイベントは時間を置いてからあるけど、死ぬと間髪入れずにいくつもの儀式をするのはなぜだろう?
生きることは修行というが、死んでからも修行するなんて大変だなぁ。
「死んだらすぐ葬式」のセリフが印象的。
棺桶や戒名、お坊さんへのお布施など「相場のよくわからないもの」のランクを決めていかないといけない。
やることいっぱい、生きるも死ぬも手続きだらけ。
葬式の流れ
- 通夜
- 通夜ぶるまい
- 寝ずの番
- 葬儀・告別式
- 出棺・火葬
- 精進落とし
- 初七日
- 四十九日
- 一回忌
1~3で1日目、4~6で2日目。
こういった冠婚葬祭での「男女の役割分担の差別化(酒を注ぐなど)」がごくナチュラルに描かれている。
通夜 | 告別式の前日に行われる | 遺族や親族が故人を悼み冥福を祈る儀式 | 家族や親族が故人と最後の夜を過ごす「葬儀の前段階の行事」としての役割がある |
告別式 | 通夜の翌日に行われる | 葬儀に立ち会った参列者が故人に別れを告げるための儀式 | 告別式は誰でも参加できる |
北
故人を自宅に安置する際に気にするのが「方角」。
故人の頭の向きを北側に向ける「北枕」、これはお釈迦様が亡くなったとき、頭を北、顔を西に向けて寝そべった状態だった(頭北面西)ことに由来する。
「北」の方角に納得がいかない演出はかなり笑った、ものすごく好みの笑い。
教材
葬儀の教材、これは便利だ!
しかもVHS(笑)
冠婚葬祭では、普段使わない難しい言葉をたくさん羅列して、かしこまった挨拶をしなければならない。
結婚式の手順や映像は腐るほどあるけど、葬式に関する映像は聞いたことがない。
そして、VHSは本当に懐かしい。
「巻き戻し」のときの逆再生映像、キュルキュルと鳴るノイズとか、懐かしすぎて泣ける。
いまはビデオテープではなくデータなので「巻き戻し」ではなく「早戻し」である。
ブラウン管テレビが木製の箱に収納されているとか、昭和世代の心にグッサリと刺さる。
いまでは大概のものがデータ化されていて動画として見られるが、当時はこれが最新だったと思うと時間とテクノロジー進化を感じる。
たばこ
一瞬だけ映し出されたので間違っているかもしれないけど。
懐かしいと言えば、たばこ。
セブンスターのソフトケース。
「健康のため吸いすぎに注意しましょう」などの警告文が書かれる前のもの。
昭和時代は喫煙率がものすごく高く、男性はほぼ喫煙者、女性の喫煙者も一定数いた。
ある葬儀の記録
家庭用8ミリフィルムのようなモノクロサイレントのシーンは良かった。
小さな子供が被り物をして庭に立ち、手には「ある葬儀の記録」とクセのある字で書かれた画用紙を持っている。
すごく好きな構成。
愛と性と生
あんな状況でもしっかり反応してヤれるなんてすごいなー(白目)
ヤれば できる 子、YDK!!
大木をブランコにした遊具に千鶴子が乗って思い切り漕いでいるシーンと、詫助が愛人と野外でヤるシーンをかぶせたのは良いアイデア。
生と死、そして生と性を描くのがうまい。
隣組(となりぐみ)
都会ではまず聞くことのない言葉「隣組(となりぐみ)」。
今ではあまり覚えていないが、私が中学生のときに父が亡くなり葬式を経験した。
自宅の台所で作業する近所の御夫人たちを眺めていたことはかろうじて覚えている。
この御夫人たちが隣組だった。
隣組(となりぐみ) | 第二次大戦下に国民統制のためにつくられた地域組織 | 市町村行政の下請け機関 |
結婚後しばらくしてから夫の祖母が亡くなり自宅での葬儀を経験、このときに「葬式の地域性」を知る。
冠婚葬祭は地域性がある、葬式は宗派や流派によって違う。
現代の葬儀
いまでは葬儀会館・セレモニーホールで葬儀をするのが一般的、こういった自宅での葬儀はもう経験できないだろう。
いまは身内だけでひっそりと家族葬が多い。
時代と共に冠婚葬祭は変化する。
笑ってはいけない
自宅で葬式をする時は「足のしびれ」との闘い。
現代では少なくなった正座である。
正座に慣れていないと、途端にビリビリとしびれてくる。
こういうった厳格な場面での「失態」ほど笑えるものはない。
俗にいう「笑ってはいけない」である。
笑っちゃダメな時ほど笑えるし、なんてことない事で笑えるものだ。
カリギュラ効果
上記の補足として。
笑ってはいけないときほど些細なことで笑ってしまうのはなぜだろう。
それは、禁止はより欲してしまう「カリギュラ効果」というもの。
カリギュラ効果 | 禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと |
ローマ皇帝:カリグラをモデルにしたアメリカ映画「カリギュラ」が語源。
上記の映画は過激な内容のため、一部地域で上映禁止になると、皆が映画館に押しかけ大ヒットしたことで有名。
老人会
老人会の3人には笑った。
まるでコント。
ドリフの神様コントの「あんだって?」のよう。
耳が遠い小さい老人、声の大きな老人。
声の大きな老人が通訳のように耳が遠い老人に話している。
聞いたことをそのままオウム返しで言う耳の遠い老人。
ここもすごく好みの構成。
聖徳太子
冠婚葬祭はなにかと大金が集まる。
懐かしい、聖徳太子。
今の若い子は見たことないだろう。
以前ネットで見た「こんな1万円札みたことない、これ偽札じゃない?」と聖徳太子のお札を手にした画像と文章。
聖徳太子は偽札扱いになるのか、ジェネレーションギャップすごいな…。
定点撮り
長回しのシーン、まるで舞台を見ているかのよう。
この演出がよりリアリティーを増していると思う。
心なしか、お線香の香りがする(気がする)。
享年
千鶴子の父:真吉は69歳で病死。
享年70歳。
数え年、妊娠が分かった時に1歳とする数え方。
70歳はまだまだ若いね。
そういえば私の母が70だ。
普通に働いているし、普通に子供たち(私・妹・弟)を世話を焼き、10歳未満やんちゃ盛りの孫2人を精力的に世話しているパワフルバァバ。
黒いコード
告別式で住職がお経をあげている。
と、なにやら黒いコードがある。
読経が響く中、カメラはそれを迷路のごとく辿っていく。
どこまでも、どこまでも続く黒いコード。
部屋を出て、靴が並ぶベランダを超えて、どこまで行くのやら。
ふと、地面から上にコードが登っている。
と、そこにあるのは……。
笑った(笑)
棺に花
棺の中に花を入れるシーン。
故人の関係者が白い花を添えている。
その少し前、葬儀スタッフが添える花を用意している。
よく見ると……笑った。
山崎 努
1984年に「お葬式」に出演。
それから24年後の2008年に「おくりびと」という映画で「納棺師」として出演。
「おくりびと」を観て、初めて「納棺師」という職業を知る。
納棺師の仕事をマンガにしたものがある、これもまた勉強になる。
※「新米納棺師しおりの最後のはじめまして1」が無かったので2を掲載
日本で最も高級な車
日本で最も高級な車といえば、そう、霊柩車。
乗っている本人に高級感は伝わらないけどね。
霊柩車にはいくつか種類ある。
- 宮型霊柩車:棺を乗せる車の後部が神社や寺院の建物にみられるような宮殿に似た形になっている
- 洋型霊柩車:車体の色は黒塗りが多い
- 霊柩バス:北海道や東北などの寒冷地で雪の中を複数の車で移動する負担を減らすために使用されている
- バン型:ミニバンやステーションワゴンの後ろを改造しており、後部座席を半分取り除きストレッチャーごと遺体を乗せる台がつけられている
子供の頃に聞いた話、霊柩車が走っているのを見かけたときは「親指を隠さないと親の死に目に会えない」という迷信を信じて必死で隠していた。
火葬場
子供たちが楽しそうに大声で「見ちゃったー!」と言いながら走り回っている。
その日の火葬予定が真吉のみ、ということで火葬場職員が特別に見せてくれたという。
侘助たちも窯に向かい、見せてもらう。
斎場 | 通夜や告別式などの葬儀を行う場所 |
火葬場 | 火葬するための設備がある施設 |
公営の斎場は、火葬場が併設されていることが多い。
こちらのマンガもまた勉強になる。
新聞の「お悔やみ欄」と泥棒
葬儀には多くの人がひっきりなしに出入りする中で、故人とだけ関わり合いのある人も来る。
故人以外の誰とも面識のない「あの人は誰だろう?」という人もいる。
しかも、全員が一斉に斎場や火葬場に移動するので、自宅は誰もいなくなってしまう。
そこに目を付けた犯罪が後を絶たない。
自宅の留守番を外部の人に頼むことも多い。
実際、友人の話でそういうことがあった。
友人の祖父が亡くなり、家を空けることになり、知人に留守番をお願いしたそうだ。
すると、どこからともなく車が入ってきた。
何か御用ですか?
道を間違えました……。
運転手は「道を間違えた」と言って引き返したという。
わざわざ他人の敷地内に入って迷子になるとは考えにくい…。
おお、怖い……。
最後に
この作品、とてもおもしろかった。
自分の葬式のことを想像してみる。
やはり、悲しく泣くよりも、笑って泣く方がいい。
葬式は生との離別、からの新たな世界への飛躍。
I can fly !
そう考えると、私の葬儀ではこの演出が最適だ。
ひと通り葬儀を終えて、いざ出棺。
というタイミングで、室内を徐々に暗くして、どこからともなくスモークが焚かれる。
ざわつく弔問客、薄暗い室内はモクモクと霧が立ち込めたような異様な雰囲気。
次の瞬間、動き回るレーザー光線、棺を煌々と照らすスポットライト、グルングルンに暴れるミラーボール。
室内はバブル期のディスコさながら。
BGMは「 Night of Fire 」(できればダンサー付きで)、からの出棺。
笑いを堪える弔問客が目に浮かぶ。
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