就職活動に向けて髪を切ろうと思っても、
「どのくらい短くすればいいのだろう」
「今の髪型では印象が悪い?」
「床屋さんに、どのように頼めばいい?」
など、迷うことがありますね。
就職活動の髪型に、すべての人や企業に共通する正解があるわけではありません。
応募する企業や業種、仕事内容によって、求められる身だしなみは異なります。
髪型の名前が分からなくても、細かく注文できなくても大丈夫です。
床屋さんに、
「就職活動があります」
「来週、会社説明会に参加します」
「○月○日に面接があります」
など、予定や応募する業種を伝えてください。現在の髪の長さや髪質、普段のセット方法などを確認しながら、就職活動に向けた髪型を一緒に考えることができます。
この記事では、学生や社会人の就職活動に向けた髪型と、床屋さんで相談するときの伝え方について、理容師目線で解説します。
在学中の就職活動
在学中に行う就職活動には、中学生・高校生の就職活動や、専門学校・高専・大学・大学院などに通いながら行う就職活動があります。
同じ学生でも、学校や学科、応募する企業によって、就職活動の進め方は異なります。
学校から髪型や服装について指示が出ている場合は、まずその内容を確認してください。
整髪料やツーブロックなどについて分からないことがあれば、自己判断せず、先生や就職担当の方に確認しておくと安心です。
床屋さんでは、
「就職活動が始まります」
「会社説明会に参加します」
「○月○日に面接があります」
など、就職活動の予定を伝えてください。
学校からの指示や応募する業種なども伝えると、それらを踏まえて髪型を相談できます。
学校卒業後・社会人の就職活動
学校を卒業してから初めて就職活動をする人もいれば、転職や再就職のために就職活動をする人もいます。
これまでの職歴や離職期間、現在の働き方などは人それぞれです。
しかし、床屋さんで髪型を相談するときに、就職活動の詳しい事情まで説明する必要はありません。
「就職活動をしています」
「転職の面接があります」
「○月○日に面接を受けます」
など、髪を切る目的や予定を伝えるだけでも大丈夫です。
応募する業種や仕事内容が決まっている場合は、それも伝えてください。
お客様と接する仕事、スーツを着る仕事、帽子やヘルメットを着用する仕事など、働くときの服装や環境によっても、扱いやすい髪の長さは変わります。
現在の髪型や普段のセット方法、応募する仕事などを確認しながら、就職活動に向けた髪型を床屋さんと一緒に考えましょう。
応募する業種によって髪型の印象は変わる
就職活動の髪型に、すべての業種に共通する正解があるわけではありません。
髪型や髪色について柔軟に考える企業もあれば、昔からの身だしなみを大切にしている企業もあります。
同じ業種でも、企業や仕事内容によって考え方は異なります。
また、応募する仕事によって、髪型を見るポイントも変わります。
食品を扱う仕事では衛生管理、お客様と接する仕事では清潔感や親しみやすさ、金融業界や公務員などでは落ち着きや信頼感が意識されることがあります。
髪型だけで、その人の能力や人柄が決まるわけではありません。
しかし、応募する仕事の内容を考えて髪型を整えることも、就職活動の準備のひとつです。
どのような髪型にすればよいか迷ったら、応募する企業のホームページなどを見て、そこで働いている人たちの服装や髪型を確認してみましょう。
食品を扱う業種
食品開発や食材の開発、食品製造など、食べ物を扱う業種では、衛生管理がとても重要です。
特に食品工場では、髪の毛などの異物が製品に混入しないように、帽子やヘアネットを着用するなど、さまざまな対策が行われています。
もちろん、髪を短くするだけで異物混入を防げるわけではありません。
決められた作業着や帽子を正しく着用し、職場の衛生管理を守ることが基本です。
そのうえで、長い髪よりも、帽子の中に収まりやすく、手入れの行き届いた短い髪のほうが、食品を扱う仕事に対する衛生意識を感じてもらいやすいことがあります。
ただし、短ければ短いほどよいというわけではありません。
応募する企業や学校から髪型について指示が出ている場合は、その内容を確認してください。
床屋さんには、
「食品を扱う会社の面接があります」
「食品工場への就職を希望しています」
など、応募する業種や仕事内容を伝えて相談しましょう。
金融・公務員など信頼が重視される業種
銀行や保険などの金融業界、警察官や消防士などの公務員、公立学校の教師などは、以前から落ち着いた髪型が好まれる傾向にありました。
これらは、大きなお金を扱う、人の暮らしや安全に関わる、公的な立場で人と接するなど、相手からの信頼が求められる仕事です。
そのため、強く個性を出した髪型よりも、きちんと整えられた落ち着きのある髪型のほうが、幅広い年代の人から受け入れられやすいことがあります。
警察官など、制服を着用して規律ある行動が求められる職場では、所属先によって髪の長さや整え方について指導を受けることがあります。
基準は組織や時代によって異なるため、採用試験や入校を控えている場合は、案内や指示を確認してください。
かつて、そのような職業の男性によく見られた髪型が、床屋さんでいう「ミディアムカット」に近い髪型です。
横と後ろを自然に刈り上げ、上は立ち上がらない程度の長さを残し、七三分けなどに整えます。
現在も、ミディアムカットは理容師国家試験の実技に採用されている、理容の基本的な髪型です。
現在は、髪型や髪色について柔軟に考える職場も増えています。
そのため、金融業界や公務員を希望する人が、必ずミディアムカットにしなければならないわけではありません。
応募する企業や職種に迷ったら、
「銀行の面接があります」
「公務員試験の面接を受けます」
「教師の採用面接があります」
など、床屋さんに具体的に伝えて相談してください。
就職活動の髪型
就職活動の髪型に、すべての企業に共通する正解があるわけではありません。
短髪にしなければならない、前髪は必ず上げる、ツーブロックは避けるなど、一律に決めることはできません。
業種や仕事内容だけでなく、企業によっても身だしなみに対する考え方は異なります。
応募する企業が決まったら、求人情報と一緒に企業のホームページも確認してみましょう。
ホームページに掲載されている社員さんの写真を見ると、その企業で働く人たちの服装や髪型を知る手がかりになります。
確認するときは、次のようなところを見てみましょう。
- どのような服装で働いているか
- 髪の長さや髪色はどのくらいか
- 整髪料を使って髪を整えているか
- 応募する仕事に近い社員さんは、どのような髪型をしているか
ただし、ホームページの写真だけで、企業の身だしなみの決まりをすべて判断できるわけではありません。
撮影用に服装や髪型を整えている場合や、一部の社員さんだけが掲載されている場合もあります。
学校や企業から髪型について指示が出ている場合は、その内容を優先してください。
ツーブロックやパーマ、髪色などについて分からないことがあれば、学校の就職担当者や応募先に確認すると安心です。
帽子やヘルメットを着用する仕事、食品を扱う仕事、接客をする仕事など、働くときの服装や環境が分かっている場合は、そのことも床屋さんに伝えてください。
「就職活動があります」
「○月○日に面接があります」
「食品工場への就職を希望しています」
「仕事ではヘルメットを着用します」
など、分かっていることを伝えるだけでも、髪型を考えるための大切なヒントになります。
髪型の名前が分からなくても、希望する長さを細かく説明できなくても大丈夫です。
現在の髪の長さや髪質、普段のセット方法、応募する仕事などを確認しながら、就職活動に向けた髪型を床屋さんと相談しましょう。
床屋さんでの頼み方
就職活動に向けて髪を切りたいと思っても、髪型の名前や専門用語を使って頼む必要はありません。
まずは、
「就職活動があります」
「○月○日に会社説明会へ行きます」
「来週、面接があります」
など、髪を切る目的や予定を床屋さんに伝えてください。
応募する企業や仕事内容が決まっている場合は、そのことも髪型を考えるためのヒントになります。
「食品工場への就職を希望しています」
「銀行の面接を受けます」
「公務員試験の面接があります」
「仕事では帽子やヘルメットを着用します」
など、分かっている範囲で大丈夫です。
学校や応募先から髪型について指示が出ている場合は、その内容も伝えてください。
ツーブロックや整髪料、髪の長さなどについて決まりがあれば、それを確認したうえで相談しましょう。
希望する髪型が決まっていない場合は、前髪・トップ・耳まわり・後ろ・えりあしについて、どのようにしたいかを一つずつ確認します。

すべての項目を自分で決めてから来店する必要はありません。
「前髪は上げたくない」
「普段は整髪料を使わない」
「耳まわりは短くしたい」
「刈り上げるかどうか迷っている」
など、希望や迷っていることをそのまま伝えてください。
普段セットをしない人が、面接の日だけ難しいセットをしようとしても、自分で再現できないことがあります。
普段どのように髪を整えているか、整髪料を使っているかどうかも床屋さんに伝えておくと安心です。
髪型の名前が分からなくても、細かく注文できなくても大丈夫です。
就職活動の予定、応募する仕事、学校や企業からの指示、普段のセット方法などを確認しながら、就職活動に向けた髪型を床屋さんと一緒に考えましょう。
まとめ | 就職活動があることを床屋さんに伝えましょう
就職活動の髪型について解説しました。
在学中の就職活動、学校を卒業してからの就職活動、転職や再就職など、就職活動の形は人によって異なります。
また、就職活動の髪型に、すべての人や企業に共通する正解があるわけではありません。
応募する企業や業種、仕事内容によって、求められる身だしなみは異なります。
学校や応募先から髪型について指示が出ている場合は、まずその内容を確認してください。
床屋さんでは、
「就職活動があります」
「○月○日に面接があります」
「食品を扱う会社を希望しています」
「仕事では帽子やヘルメットを着用します」
など、就職活動の予定や応募する仕事について、分かっていることを伝えましょう。
髪型の名前が分からなくても、前髪や耳まわりなどをすべて決めてから来店しなくても大丈夫です。
希望することだけでなく、迷っていることもそのまま伝えてください。
現在の髪の長さや髪質、普段のセット方法、学校や企業からの指示などを確認しながら、就職活動に向けた髪型を床屋さんと一緒に考えましょう。
参考になれば嬉しいです。

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