刈り上げとは、髪の生え際から上の髪に向けてグラデーションで短くするカットのことです。
刈り上げは、2つの道具でカットします
- バリカンで刈り上げる
- ハサミで刈り上げる
バリカンで刈り上げ
「バリカン=すごく短くなる」そう思っている人は多いです。
バリカンは、必ずしも短くなるものではありません。
付属のアタッチメントを使うことで、長さのバリエーションが増えます。

髪の密度、髪の太さ、髪のクセの強さ、髪の量などで、地肌の見え方は変わります。
6mmに刈り上げたとしても、髪の量が少ないと地肌の色は目立ちます。
3mmに刈り上げたとしても、髪の量が多いと地肌の色は目立ちません。

地肌の白、髪の黒、白と黒がハッキリとわかる髪型が苦手な人。
もしくは、校則や規則で白と黒がハッキリとした髪型がダメな人は、スタッフさんと長さの相談をしてください。
その際「地肌が白くならない程度に」と伝えましょう。
ハサミで刈り上げ
ハサミとバリカン、刈り上げをするときにどのような違いがあるのでしょうか?
髪をカットする、という点ではハサミもバリカンも同じです。
ハサミとバリカンの違いそれは、ハサミは手動で髪を切る道具、バリカンは自動で髪を切る道具というところです。

その特徴差により手動(ハサミ)と自動(バリカン)とでは、カットの所要時間の差、仕上がりの正確さ、カットした面の綺麗さに違いが出てきます。
仕上がりだけを見るとハサミとバリカン、どちらでも刈り上げはできます。
流行りのヘアースタイルをオーダーするにあたり、刈り上げを希望する人の中には「バリカンは独特のモーター音と振動あるので苦手だ」という人はいます。
そのような人はハサミでの刈り上げをおすすめします。
ハサミで刈り上げた方がいい場合をまとめると
- バリカンの振動が苦手な場合
- バリカンの音が苦手な場合
のようになります。
該当する人は次のように「バリカンは苦手なのでハサミでお願いします」とスタッフさんに気軽に伝えましょう。
まとめ
刈り上げについて解説しました。
刈り上げは、髪の生え際から上の髪に向けてグラデーションを作り、面を滑らかに仕上げます。
地肌の白さと髪の黒さがハッキリと見えないように、長さをミリ単位で調節します。
【バリカンを使う = 短くなる】ではなく、長めにカットできるバリカンもあります。
バリカン特有の振動や音が苦手な人、短くなりそうでバリカンは使いたくない人は、スタッフさんに「ハサミで短くしてください」と伝えてください。
参考になれば嬉しいです。
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