カラーリング(毛染め)

カラー

ヘアカラー、カラーリング、どちらも毛染めのことを指します。

カラーリングには大きく分けて3つ。

  • オシャレ染め、ファッションカラー
  • 白髪染め、グレイカラー
  • 脱色、ブリーチ

髪に薬品を塗布するという施術自体は同じですが、それぞれ目的が異なります。

ご自身の目的に合ったカラーリングを選びましょう。

オシャレ染め・ファッションカラー

ファッションカラーとは「黒髪(地毛)を明るくさせたり色を変えたりする」ことに特化した染毛剤です。

白髪にはファッションカラーの色は入りにくいので、白髪の白い色が浮いて見えます。

脱色しながら色を入れるのが特徴で、暖色系寒色系などたくさんの色があります。

ファッションカラーは脱色力が強いので、髪色の明るさにも段階があり、色の種類が豊富です。

しかし、床屋さんはファッションカラーの種類が少ないです。

理由は、白髪染めのお客様が圧倒的に多いからです。

明るい髪色にしたいときは、希望するカラーがあるのかを事前に確認した方がよいでしょう。

白髪染め・グレイカラー

男性は、女性のように髪色を頻繁に変えることはしません。

白髪を黒(茶系)にする白髪染め、もしくは少し明るい茶色系にする人がほとんどです。

白髪染めは「白髪を染めることに特化した染毛剤」なので茶色や黒の染料が多く含まれており、染毛力が強いです。

染毛力が強いのは 白髪染め > ファッションカラー です。

白髪染めをした髪を明るくするのは難しいです、市販の「黒髪戻し」も同じです。

ブリーチ・脱色

ブリーチとは「髪の色素を抜く」ことです。

こちらの記事にブリーチについて詳しく記載されています。

【2024年最新版】ブリーチカラーとは? 人気のヘアカラーや色落ちなど徹底解説
ブリーチは髪が傷む? 色落ち対策やトレンドのヘアカラーを知って、理想の髪色をゲット!

床屋さんは白髪染めのお客様が多いので、ブリーチをしていないお店が多いです。

美容室系列の床屋さんではブリーチをしている場合があるので、問い合わせください。

アレルギー・アナフィラキシーショック

化学薬品で髪の色を変える、カラーリング。

頭皮に直接塗布するので、少なからず刺激はあります。

初めて行く床屋さんで初めてカラーリングをする場合、スタッフさんに「過去にお店もしくは市販品でカラーリングしたことありますか?」と聞かれます。

  • カラーリング未経験 → パッチテストをする必要あり、異常がなければカラーリング可能
  • カラーリング経験済み → かぶれ・痛みなどアレルギー反応が出たことが1度でもあれば不可

「初めてカラーリングする」という人、カラーリング経験者でも「初めて使用するヘアカラー材」を使う場合は パッチテストをする必要があります。

皮膚アレルギー試験(パッチテスト)

JHCIA | 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)について

パッチテストで異常がなければ、カラーリングができます。

市販のヘアカラー材の注意書きにもパッチテストの重要性が書かれています。

パッチテストをせずにカラーリングをすると、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)が出ることがあります。

ヘアカラー アレルギー

ヘアカラー アレルギー - Google 検索

上記リンクの画像のように、顔が変形するくらい強いアレルギー反応が出ることがあります。

こちらは消費者庁の毛染めによるアレルギーに御注意!の記事です。

毛染めによるアレルギーに御注意! | 消費者庁

こちらは日本ヘアカラー工業会のヘアカラーによる「アレルギー反応」について知りましょうという記事です。

毛染めによるアレルギーに御注意! | 消費者庁

あの国民的大スター:中居正広さんもヘアカラーアレルギーが出たことがあります。

中居正広 ヘアカラーアレルギー

中居正広 ヘアカラー アレルギー - Google 検索

中居正広さんは何度もカラーリングしているのですが、突然アレルギー反応が出たそうです。

このように今まで何度もカラーリングしたけど突然アレルギー反応が出る場合があります。

市販ヘアカラー材の注意書きにも書いてあるのですが、体調が優れないときカラーリングはしないでください。

ヘアカラー 注意書き

ヘアカラー 注意書き - Google 検索

過労寝不足も抵抗力を下げる原因、アレルギー反応が出ることがあるので避けてください。

まとめ

ヘアカラーについて書きました。

髪色を明るくするオシャレ染め(ファッションカラー)、白髪を染める白髪染め(グレイカラー)、ブリーチ(脱色)の3つに分けられ、それぞれ目的が違います。

床屋さんは白髪染めのお客様が多いので、オシャレ染めの種類が少ないです。

明るい髪色にしたい場合は、お店に問い合わせください。

白髪染めは白髪を染めることに特化していて、茶色や黒の染料が多く含まれており染毛力が強いです。

また、ヘアカラーをする際はパッチテストをしてください。

パッチテストでアレルギー反応が出たらヘアカラーはできません。

過労や寝不足も抵抗力を下げる原因なので、体調を整えてからヘアカラーをしましょう。

参考になれば嬉しいです。

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