「スポーツ刈りにしてください」
そう頼めば、短くてスッキリした髪型になると思っていませんか?
「スポーツ刈り」と聞いて、短い髪型全般を思い浮かべる人もいると思います。
しかし、床屋さんでいう「スポーツ刈り」は、単に短い髪型という意味ではありません。
スポーツ刈りには、昔から決まった形があります。
正面から見ると、頭のシルエットが四角く見える髪型です。
また、スポーツ刈りによく似た髪型に「角刈り」や「ブロース」があります。
どれも似ていますが、角の作り方や髪の長さなどに違いがあります。
さらに、インターネットで「スポーツ刈り」と検索すると、床屋さんでいうスポーツ刈りとは違う髪型が表示されることもあります。
「画像で見たスポーツ刈りにしたい」
「昔ながらのスポーツ刈りにしたい」
「短くしたいけれど、スポーツ刈りになるのは嫌」
同じ「スポーツ刈り」という言葉でも、思い浮かべている髪型が違うことがあります。
この記事では、床屋さんでいうスポーツ刈りとはどのような髪型なのか、角刈りやブロースとの違いも含めて解説します。
美容師さんのスポーツ刈り
インターネットで「スポーツ刈り」と検索すると、いろいろな短い髪型が出てきます。
刈り上げたショートヘアや、ソフトモヒカンに近い髪型なども「スポーツ刈り」として紹介されています。

しかし、床屋さんで昔から使われている「スポーツ刈り」は、短い髪型全般を指す言葉ではありません。
決まった形(シルエット)がある髪型です。
そのため、インターネットで見つけた髪型を「スポーツ刈り」と思って床屋さんに伝えると、スタッフさんが思い浮かべる髪型と違うことがあります。
画像を見て「この髪型にしたい」と思った場合は、「スポーツ刈りにしてください」と髪型の名前だけで伝えるのではなく、その画像をスタッフさんに見せてください。
画像を見せれば、お互いに同じ髪型を確認しながら相談できます。
画像を使ったカットの頼み方はこちら。
床屋さんのスポーツ刈り
では、床屋さんでいう「スポーツ刈り」とは、どのような髪型なのでしょうか。
スポーツ刈りは、周りを短く刈り上げ、正面から見たときに頭のシルエットが四角く見える髪型です。
ただし、四角いシルエットといっても、角を鋭く作るわけではありません。
角になる部分を少し丸くすることで、角刈りよりも柔らかいシルエットになります。
こちらの画像を見ると、形が分かりやすいと思います。
スポーツ刈り・角刈りの違い
スポーツ刈りと角刈りは、どちらも正面から見たときに、頭のシルエットが四角く見える髪型です。
基本的な違いは、角になる部分の作り方です。
- スポーツ刈り:角になる部分を丸くする
- 角刈り:角になる部分を残し、四角いシルエットを強くする
ただし、実際の髪型は「スポーツ刈り」「角刈り」と、はっきり分けられるものばかりではありません。
角をどのくらい丸くするのかによって、その中間のようなシルエットにもなります。
そのため、同じ髪型を見ても、お店やスタッフさんによって「スポーツ刈り」「角刈り」と呼び方が違うことがあります。
「スポーツ刈りにしてください」「角刈りにしてください」と髪型の名前だけで伝えるより、希望する髪型の画像を見せて相談するほうが、イメージを共有しやすくなります。
大人のスポーツ刈りは、「ブロース」という髪型の角を丸くした形に近いです。
では、ブロースとはどのような髪型なのでしょうか。
ブロース
スポーツ刈りや角刈りによく似た髪型に「ブロース」があります。
ブロースも、正面から見たときに頭のシルエットを四角く作る髪型です。
実際のブロースを見ると、形が分かりやすいと思います。
角刈り、ブロース、スポーツ刈りの実例
また、下記の記事には、とてもきれいなブロースの画像があります。

ブロースの技術について詳しく見る
下記の記事は、ブロースの技術について詳細が書いてあります。
画像をお借りして説明すると


正面から見て四角いシルエット。
角を丸めた髪形を「スポーツ刈り」、角を鋭角にした髪形を「角刈り」もしくは「ブロース」と呼びます。
スポーツ刈り、角刈り、ブロースは、天頂部を短くしてシルエットを作ります。

そして、角(かど)の角度によってシルエットも見え方も違います。


青い線を書き足しました。
この青い線は、正面から見て水平(真っすぐ)になる部分を表しています。
- 青い線が短い → 角が丸くなる
- 青い線が長い → 角が鋭角になる
スポーツ刈り(子供)
子供の髪は、大人に比べて細く柔らかいことがあります。
髪質によっては、スポーツ刈り特有の四角いシルエットを作りにくい場合があります。
また、インターネットで「子供のスポーツ刈り」と検索すると、ソフトモヒカンに近い髪型も多く表示されます。
スポーツ刈りとソフトモヒカンは、どちらも周りを短くすることが多い髪型ですが、シルエットが違います。
「スポーツ刈りにしたい」
「ソフトモヒカンにしたい」
「画像のような短い髪型にしたい」
希望する髪型がある場合は、名前だけで伝えず、画像を見せながら床屋さんに相談してみてください。
慎太郎刈り
「慎太郎刈り」は、1950年代中頃に流行した男性の髪型です。
作家の石原慎太郎さんの髪型を若者たちがマネしたことから、「慎太郎刈り」と呼ばれるようになりました。
スポーツ刈りに似ていますが、前髪をやや長めに残すのが特徴です。
石原慎太郎さんの小説「太陽の季節」は映画化され、弟の石原裕次郎さんも出演しています。

現在では「慎太郎刈り」という名前を聞くことは少なくなりましたが、似た形の髪型は今でもあります。
昔からある髪型でも、時代によって呼び方が変わったり、別の名前で呼ばれたりすることがあります。
まとめ|スポーツ刈りは画像を見せて相談しよう
スポーツ刈りは、正面から見たときに頭のシルエットが四角く見える髪型です。
よく似た髪型に「角刈り」や「ブロース」があります。
基本的には角になる部分の作り方に違いがありますが、実際には「スポーツ刈り」「角刈り」と、はっきり分けることが難しい髪型もあります。
また、インターネットで「スポーツ刈り」と検索すると、ソフトモヒカンや刈り上げショートなど、さまざまな短い髪型が表示されます。
そのため、「スポーツ刈りにしてください」と髪型の名前だけで伝えると、自分が思い浮かべている髪型と、スタッフさんが思い浮かべる髪型が違うことがあります。
希望する髪型の画像がある場合は、その画像を見せながら床屋さんに相談してみてください。
髪型の名前が分からなくても大丈夫です。
画像を一緒に見ながら、希望する髪型を伝えていきましょう。


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