カットの頼み方のヒント②

カットの頼み方のコツ

初めての床屋さんでカットをする際、お客さまの普段の様子を聞くことがあります。

理由は、普段ご自身でどんな手入れをしているのか、普段どんなセットをしているのか、これらの返答によってどのようにカットすればよいかがわかります。

どんなセットをしている?

カットをする際に重要なのは「ご自身でセットする・しない」です。

セットする

  • ドライヤーで髪の根元を起こす(ボリュームを出す)
  • ヘアアイロンで伸ばす
  • 分け目を変える
  • 横を後ろに流す
  • 横をふくらまないようにおさえる(ボリュームを出さない)
  • 前髪を上げる
  • 前髪を下ろす
  • ぜんぶ後ろに流す(オールバック)

ご自身でセットする場合は、セットしやすいように調節してカットします。

例)前髪 → 上げてセットしやすいように短めにカットする

  横(サイド) → 後ろに流しやすいように長めに残す

カットするとき「ご自宅でセットしやすい」これが一番重要です。

セットしない

  • 特に何もしていない
  • 寝癖がついていたら直すくらい

セットしなくても整っている髪型になるようにカットします。

どんな整髪料を使っている?

種類豊富な整髪料、普段なにをお使いですか?

整髪料によってセットりょくが違います。

ヘアスタイルによって整髪料を使い分ければ、セットの幅が広がります。

使っている

  • ムース (ソフトムース・ハードムース・ワックスムースなど)
  • ジェル (ハードジェル・ウェットジェルなど)
  • ワックス (ソフトワックス・ファイバーワックス・ハードワックスなど)
  • グリース (ソフトグリース・ハードグリースなど)
  • スプレー (ツヤ出しスプレー・ナチュラルスプレー・ハードスプレーなど)
  • ヘアクリーム

ドライヤーのセットだけでは形にならなくても、整髪料を使えばビシッと決まります。

使っていない

  • 整髪料を使ったことがない
  • 整髪料が苦手(ベタつくのがイヤ・ニオイが苦手・洗うのが大変など)

整髪料を使わない人、意外と多いです。

整髪料を使わなくても整う髪型、まとまる髪型になるためにカットします。

まとめ

ご自身が ご自宅で セットしやすい」これが一番重要です。

お客様がご自宅でセットしやすいように調節しながらカットします。

セットしない場合でも、うまくまとなるように調節しながらカットします。

参考になれば嬉しいです。

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