髪を切ったあとの手入れやセットの仕方は、人によって違います。
毎朝ドライヤーで髪を整える人、ヘアアイロンや整髪料を使う人もいれば、寝ぐせを直すくらいで、ほとんどセットをしない人もいます。
初めて行く床屋さんでは、
「普段、どのようにセットしていますか?」
「整髪料は使いますか?」
と聞かれることがあります。
これは、セットが上手にできるかを確認しているわけではありません。
普段の手入れに合わせて、ご自宅でも扱いやすい髪型になるように、長さや毛量を調節するためです。
セットをする人も、しない人も、普段の様子をそのまま伝えて大丈夫です。
この記事では、普段のセットや使っている整髪料を床屋さんへ伝える理由と、伝え方について解説します。
床屋さんが聞く「普段のセット」とは?
以前、男子中学生のお客さんに、普段どのようにセットしているのか聞いたことがあります。
すると、
「セットってなんですか?」
と聞き返されました。
いままで整髪料を使ったことはなく、普段しているのは寝ぐせを直すくらい。
そのため、「セット」という言葉が何を指しているのかわからなかったそうです。
一般的に「髪をセットする」と聞くと、ワックスやジェルを使って、髪型をしっかり決めることを思い浮かべるかもしれません。
しかし、床屋さんがカウンセリングで聞く「セット」は、もう少し広い意味です。
ここでいうセットとは、寝起きの状態から髪を整えたり、形を変えたりすることです。
たとえば、次のようなこともセットに含まれます。
- 寝ぐせを直す
- ドライヤーで髪を整える
- 前髪を上げる・下ろす・横へ流す
- 分け目を変える
- 横の髪を抑える
- ヘアアイロンを使う
- 整髪料をつける
「寝ぐせを直すだけだから、セットはしていない」と思っている人もいるでしょう。
床屋さんで「普段、セットをしていますか?」と聞かれたら、難しく考える必要はありません。
「寝ぐせを直すくらいです」
「ドライヤーで乾かすだけです」
「前髪だけ横へ流しています」
このように、朝どのように髪を整えているのか、そのまま伝えてください。
普段、どのように髪を整えていますか?
普段どのように髪を整えているのかによって、セットしやすい髪の長さや毛量は変わります。
毎朝ドライヤーやヘアアイロンを使う人もいれば、寝ぐせを直すくらいで、特にセットをしない人もいます。
どちらが正しいということではありません。
床屋さんでは、お客さんが普段していることに合わせて、ご自宅でも扱いやすい髪型になるように調節しながらカットします。
ここからは、普段「セットする人」と「セットしない人」に分けて、床屋さんへの伝え方を見ていきましょう。
セットする
普段ご自身でセットをしている場合は、どのように髪を整えているのかを床屋さんへ伝えてください。
たとえば、次のようなことです。
- ドライヤーで髪の根元を起こして、ボリュームを出す
- ドライヤーで横の髪を抑えて、膨らまないようにする
- ヘアアイロンで、くせを伸ばしたり形をつけたりする
- 分け目をつける・分け目を変える
- 横の髪を後ろへ流す
- 前髪を上げる
- 前髪を下ろす・横へ流す
- 髪全体を後ろへ流す(オールバック)
どのようにセットするのかによって、必要な髪の長さや毛量は変わります。
たとえば、前髪を上げている人には、上げやすい長さや毛量になるように調節します。
横の髪を後ろへ流している人には、流すために必要な長さを残してカットします。
大切なのは、床屋さんで仕上げたときだけではなく、ご自宅でもセットしやすい髪型にすることです。
「前髪を上げています」
「横の髪は後ろへ流しています」
「ドライヤーで乾かすだけです」
このように、普段していることをそのまま伝えてください。
セットしない
普段、整髪料やヘアアイロンなどを使って髪型を整えない人もいます。
- 朝は特に何もしない
- 寝ぐせがついていたら直すくらい
- ドライヤーで乾かすだけ
- 手ぐしで整えるくらい
「セットをしていません」と答えても、まったく問題ありません。
セットをしない場合は、そのことを床屋さんへ伝えてください。
髪質や生え方を確認しながら、なるべく手入れをしなくてもまとまりやすい長さや毛量に調節してカットします。
「朝は時間をかけられません」
「整髪料は使いたくありません」
「寝ぐせを直すくらいで整う髪型にしたいです」
このように、普段の手入れや希望をそのまま伝えてください。
普段、どんな整髪料を使っていますか?
整髪料には、ワックス・ジェル・グリース・ムースなど、さまざまな種類があります。
髪を固める力やツヤの出方、仕上がりの質感は、整髪料によって違います。
床屋さんが普段使っている整髪料を聞くのは、商品に詳しいかどうかを確認するためではありません。
お客さんが普段どのように髪を整えているのか、どのような仕上がりを好んでいるのかを知るためです。
商品名がわからなくても、
「ワックスを使っています」
「髪が固まるジェルを使っています」
「ツヤが出るものを使っています」
と、わかる範囲で伝えれば大丈夫です。
整髪料を使っていない場合も、そのまま「使っていません」と伝えてください。
ここからは、整髪料を「使っている人」と「使っていない人」に分けて、床屋さんへの伝え方を見ていきましょう。
使っている
普段、整髪料を使っている場合は、使っている種類を床屋さんへ伝えてください。
整髪料には、次のようなものがあります。
- ムース
- ジェル
- ワックス
- グリース
- ヘアスプレー
- ヘアクリーム
整髪料によって、髪を固める力やツヤの出方、動きのつけやすさは違います。
同じ髪型でも、ワックスでふんわりと動きをつけるのか、ジェルでしっかり固めるのか、グリースでツヤを出して流すのかによって、仕上がりの印象が変わります。
「前髪を上げるために、ワックスを使っています」
「横の髪を抑えるために、ジェルを使っています」
「最後にスプレーで固めています」
このように、整髪料の種類だけではなく、どの部分に、どのような目的で使っているのかも伝えると、普段のセットに合わせてカットしやすくなります。
商品名がわからなくても、「ワックス」「ジェル」など、わかる範囲で伝えれば大丈夫です。
使っていない
髪をセットしていても、整髪料を使っているとは限りません。
ドライヤーやヘアアイロンだけで髪を整えている人もいれば、寝ぐせを直すくらいで、整髪料をまったく使わない人もいます。
- 整髪料を使ったことがない
- ベタつくのが苦手
- 匂いが苦手
- 髪を洗うのが大変
- 肌に合わない
- 使い方がわからない
このような場合は、無理に整髪料を使う必要はありません。
床屋さんで「整髪料は使いますか?」と聞かれたら、「使っていません」とそのまま伝えてください。
整髪料を使わないことがわかれば、髪質や生え方を確認しながら、なるべく整髪料を使わなくてもまとまりやすい長さや毛量に調節してカットします。
「ドライヤーだけで整えたいです」
「整髪料をつけなくても、まとまりやすい髪型にしたいです」
「ベタつくものは苦手です」
このように、使わない理由や普段の手入れについて伝えると、希望をすり合わせやすくなります。
まとめ|普段のセット方法をそのまま伝えてください
髪のセットや手入れの仕方は、人によって違います。
ドライヤーやヘアアイロンを使う人、整髪料で髪型を整える人もいれば、寝ぐせを直すくらいで、特に何もしない人もいます。
どちらが正しいということではありません。
床屋さんが普段のセットや整髪料について聞くのは、お客さんがご自宅でも扱いやすい髪型になるように、長さや毛量を調節するためです。
「ドライヤーで乾かすだけです」
「前髪を上げて、ワックスを使っています」
「整髪料は使っていません」
このように、普段していることをそのまま伝えてください。
セットをする人も、しない人も、整髪料を使う人も、使わない人も、それぞれの生活に合わせた髪型を床屋さんと一緒に考えていきましょう。








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