男子中学生のカットの頼み方|校則の範囲で好きな髪型を楽しもう

中学生

中学生になると、髪型について悩むことが増えてきます。

「校則に引っかからない髪型って、どんな髪型?」
「短くしてください、だけで伝わる?」
「本人に希望の髪型があるけれど、どう伝えればいい?」

小学生のころは親御さんが髪型を決めていても、中学生になると「自分はこうしたい」という希望が出てくるお子さんも多くなります。

その一方で、中学校には髪型についての校則がある場合もあります。

本人の希望」と「学校の校則」。

その両方を考えながら髪型を決めていくのが、中学生のカットです。

たとえば、私がこれまでお客様から聞いたものには、次のような校則がありました。

  • ソフトモヒカン禁止
  • 眉毛のお手入れ禁止
  • ツーブロック禁止
  • 前髪は眉にかからない
  • 耳は完全に出す
  • ワイシャツの襟(えり)に髪がかからない

まずは学校の校則を確認して、その範囲でできる髪型を一緒に考えてみましょう。

学校によって校則は違います。

カットする前に、学校の決まりを確認しておきましょう。

この記事では、男子中学生が床屋さんでカットを頼むときの伝え方を、理容師の立場からわかりやすく解説します。

「どのくらい切りますか?」と聞かれたら

床屋さんでカットをするとき、最初に聞かれるのが「今日はどのくらい切りますか?」という質問です。

そう聞かれても、

「どう答えればいいの?」
「髪型のことはよく分からないし……」

と、困ってしまうこともありますよね。

難しく考えなくても大丈夫です。

いくつかのポイントに分けて伝えると、希望する髪型を理容師さんと共有しやすくなります。

まずは、つい使ってしまいがちな「短め」「サッパリ」という頼み方から見ていきましょう。

「短め」「サッパリ」だけでは伝わりにくい

「短めにしてください」
「サッパリした感じでお願いします」

カットを頼むとき、このような言葉を使うこともありますよね。

もちろん、このような頼み方が間違っているわけではありません。

ただ、「短め」「サッパリ」と感じる長さは、人によって少しずつ違います。

お客様が思っている「短め」と、理容師がイメージする「短め」が同じとは限りません。

「かっこよく」「爽やかに」「いい感じに」といった言葉も同じです。

そのため、このような言葉だけで伝えるよりも、もう少し具体的な情報を加えてもらえると、希望する髪型を理容師と共有しやすくなります。

では、「3センチくらい切ってください」のように、長さを数字で伝えれば分かりやすいのでしょうか?

実は、センチで伝える場合にも少し注意したいことがあります。

「〇センチ切ってください」も意外と難しい

「短め」「サッパリ」ではなく、具体的に長さを伝えたほうが分かりやすい。

そう考えると、

「2センチくらい切ってください」

と伝えればよさそうですよね。

ところが、髪の毛の「2センチ」は、実際に切ってみると思っていたより短かったり、反対に「あまり変わっていない」と感じたりすることがあります。

普段、髪の毛の長さを定規で測ることはほとんどありません。

そのため、自分が思っている「2センチ」と、実際の2センチに差があることもあります。

そこで、「○センチ切ってください」と伝えるのが難しい場合は、

今の長さの半分くらい切りたい
今の長さの3分の1くらい切りたい

と伝える方法もあります。

もちろん、これだけで髪型のすべてが決まるわけではありません。

前髪・耳まわり・後ろなど、場所によって現在の長さも違うため、それぞれ分けて考えると、さらに希望を伝えやすくなります。

その前に、もうひとつ理容師にとって参考になる情報があります。

「前回、いつカットしたのか」です。

前回いつカットしたのかを伝えるのもおすすめ

「何センチ切ればいいのか分からない」

そんなときは、前回いつカットしたのかを伝える方法もあります。

たとえば、

「前回切ったのは1か月くらい前です」
「2か月くらいカットしていません」

と伝えてみてください。

髪の毛は、一般的に1か月で約1センチ伸びるといわれています。

もちろん、髪の伸びる速さには個人差があるため、「2か月前に切ったから2センチ切れば元通り」というわけではありません。

それでも、前回カットしてからどのくらい経っているのかが分かると、理容師が今の髪の状態を確認しながら、カットする長さを考えるための参考になります。

正確な日にちまで覚えていなくても大丈夫です。

「たしか1か月くらい前だったかな」

という程度でも、ひとつの目安になります。

そして、もう少し具体的に希望を伝えたいときは、髪全体の長さを一度に説明しようとせず、頭のパーツごとに分けて考えてみましょう。

頭のパーツごとに分けて伝えてみよう

髪型全体を一度に説明しようとすると、

「何て言えばいいんだろう?」

と難しく感じてしまうかもしれません。

そんなときは、頭をいくつかのパーツに分けて考えてみましょう。

たとえば、

  • 前髪
  • うえ(トップ)
  • 耳まわり
  • うしろ(後頭部)
  • えりあし

このように分けて、それぞれ「どうしたいのか」を伝えていきます。

すべてを細かく決めておく必要はありません。

分かるところだけ伝えて、分からないところは理容師さんと相談しながら決めても大丈夫です。

たとえば、

「前髪は眉毛にかからないくらい」
「耳は出してください」
「後ろはワイシャツの襟にかからないくらい」

このように一つずつ伝えていくと、希望する髪型を理容師と共有しやすくなります。

ここからは、前髪・トップ・耳まわり・後頭部・えりあしに分けて、それぞれの頼み方を詳しく見ていきましょう。

前髪

前髪は、眉毛を基準にすると長さを伝えやすくなります

「眉毛にかからないくらい」「眉毛が隠れるくらい」など、希望する長さを伝えてみましょう。

うえ(トップ)

トップは長さだけでなく、仕上がりの雰囲気を伝える方法もあります。

「ツンツン立つくらい」「ふんわりするくらい」など、希望する仕上がりを相談してみましょう。

耳まわり

耳まわりは、耳を出すのか、髪を耳にかけるのかを伝えると分かりやすくなります。

校則で「耳に髪がかからない」と決められている場合は、そのまま理容師さんに伝えても大丈夫です。

うしろ(後頭部)

後頭部は、自分では見えにくいため、どう頼めばいいのか分からないこともあります。

分からない場合は、前や横とのバランスを見ながら理容師さんにお任せしても大丈夫です。

えりあし

えりあしは、刈り上げるのか、刈り上げずに残すのかで仕上がりが変わります。

校則で「ワイシャツの襟に髪がかからない」と決められている場合は、そのことも伝えておきましょう。

もっと詳しい頼み方はこちら

ソフトモヒカンや刈り上げにしたい場合

中学生にも人気のある、ソフトモヒカンや刈り上げを取り入れた髪型。

「ソフトモヒカンにしたい」
「横と後ろを刈り上げたい」

と希望する場合は、そのまま理容師さんに伝えて大丈夫です。

ただし、学校によってはソフトモヒカンや刈り上げ、ツーブロックなどについて決まりがある場合もあります。

まずは校則を確認しておきましょう。

ソフトモヒカンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

また、「刈り上げ」と聞くと、

「かなり短くなってしまうのでは?」

と心配になるかもしれません。

刈り上げには長さの違いがあり、すべてが地肌の見えるような短い仕上がりになるわけではありません。

「あまり短くしたくない」
「地肌が見えないくらいにしたい」

など、希望があればカットする前に理容師さんへ伝えてみてください。

刈り上げの長さや頼み方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

中学生の顔そりはどうする?

中学生になると、ヒゲや顔の産毛(うぶげ)が少しずつ気になり始める時期です。

床屋さんでは、カットと一緒に顔そりをすることがあります。

「まだヒゲはほとんど生えていないけど、顔そりって必要なの?」
「ニキビがあるけど、顔そりしても大丈夫?」

このように気になる親御さんもいるかもしれません。

顔そりは、ヒゲだけを剃るものではありません。

顔の産毛(うぶげ)を剃ったり、眉まわりなどを整えたりします。

ただ、中学生は思春期を迎え、ニキビなどの肌荒れが気になる時期でもあります。

肌の状態によっては、ニキビや肌荒れのある部分を避けたり、カミソリではなくフェイスシェーバーで産毛を整えたりすることもあります。

肌の状態が気になる場合は、顔そりをする前に理容師さんへ相談してみてください。

顔そりについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

まとめ|校則の範囲で好きな髪型を楽しもう

中学生になると、小学生のころよりも「自分はこんな髪型にしたい」という希望が出てくるようになります。

その一方で、学校によっては髪型について細かな校則が決められていることもあります。

まずは学校の校則を確認して、その範囲でできる髪型を探してみましょう。

床屋さんで「どのくらい切りますか?」と聞かれても、難しく考える必要はありません。

「前髪は眉毛にかからないくらい」
「耳は出してください」
「後ろはワイシャツの襟にかからないくらい」

このように、分かるところから一つずつ伝えてみましょう。

希望する髪型がある場合は、

「ソフトモヒカンにしたい」
「横と後ろを刈り上げたい」

など、そのまま伝えてみてください。

そして、分からないところは理容師さんと相談しながら決めていきましょう。

校則を守ることも大切ですが、その範囲の中でできる髪型は一つだけではありません

本人の「こんな髪型にしたい」という気持ちも大切にしながら、中学生の今だからできる髪型を楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました