理・美容室には、年齢や社会的立場によって受けられるサービスがあります。
その最たるものが「学生料金」です。
お店の方針によってどこまでが学生料金なのかは異なります。
私のお店では、学生料金は以下の人たちです。
- 高校生
- 専門学生
- 大学生
学生料金にするために必要なのは【学生証の提示】です。
学生証がなければ「学生と認められない」ので学生料金にならないことがあります。
学生の年齢だから学生、というわけではありません。
30歳で専門学校に通っていれば「学生」、60歳で大学に通っているのならば「学生」、学生に年齢は関係ありません。
大学生・専門学生は校則が無く自由です。
「校則」から解放され、自由にヘアスタイルを選択できます。
今までできなかったツーブロック、パーマやカラーリングも思う存分できるので、思い切ってオシャレな髪形にチャレンジするのもいいですね。
新しいヘアスタイルと新しい自分、素敵なキャンパスライフを楽しんでください。
この記事では、大学生・専門学生のカットの頼み方について解説しています。
学生証の提示
学生であることを証明するためのもの、それが学生証です。
学生料金になるためには、学校が発行している学生証を提示してください。
学生ではないのに学生とウソついて料金の割引などを受けると詐欺罪に問われます。
以前、こんな人がいました。
- 日本の大学に通う男子留学生
- 同じ大学の友達(留学生)と一緒に来店
- 1人が学生証を提示して「二人とも同じ大学生です」と言い学生料金になる
- 後々になってすでに卒業していて働いていることを知る
- 再来店時に学生ではないことを問うと「友達の部屋にある」という
- 現時点で所持していないと学生と認められない
- 詐称は詐欺罪になるので注意を促し社会人料金でカットする
学生である証明する「学生証」があるから学生料金になるのです。
学生の年齢だから学生料金になるわけではありません。
坊主からの進化
高校生は部活によって髪型に制限があります、その最たるが高校野球部。
高校球児は、基本的に【丸坊主(丸刈り)】です。
床屋さんで言う坊主は、頭全体を同一の長さに刈る髪型のことです。
美容師さんが言うボウズは全くの別物です。
こちらの記事「坊主・ボウズ・スキンヘッド」に詳しく書いています。
最近では丸坊主じゃない高校球児もいるので、これも時代の移り変わりなのでしょうね。
まずは髪を伸ばすことから始めましょう。
そして、お友達がどんな髪型をしているのか、観察しましょう。
同い年の男性がどんな髪型をしているのか、よく見てみましょう。
どんな髪型があるのかを知る、やりたい髪型への第一歩です。
どのくらい切りますか?
頭を5つのパーツに分けて考えてみましょう。
- 前髪
- うえ(トップ)
- 耳まわり
- うしろ(後頭部)
- えりあし
それぞれどのくらいカットするのかを伝えてください。
詳しい解説は【カットの頼み方:どのくらい切りますか?】にてフローチャート画像と文章を用いて書いています。
ツーブロック
ツーブロック、昔からずっと人気の髪型です。
若い人だけでなく、おじさまたちにも人気の髪型です。
ツーブロックの詳細はこちらの記事「ツーブロック」に書いています。
ここで重要なのは、ツーブロックの刈り上げた部分を「隠す」のか「出す(見せる)」のかです。
ツーブロックを隠すのであれば、かぶさる上の髪が長く残っていないと隠れません。
逆にツーブロックを見せるのであれば、上の髪が短くてもOKです。
パーマ
パーマは大きく分けると2つ。
- 熱を使用しないパーマ → コールドパーマ
- 熱を使用するパーマ → ホットパーマ
ゆるふわカール・ボリューミーなウェーブはコールドパーマ。
アイロンを使う縮毛矯正・最近流行りの濡れパンはホットパーマ。
それぞれ記事にしていますので、参考になれば嬉しいです。
カラーリング
原色に近い髪色(赤・青など)・明るい金髪は、学生のうちにしかできない髪型と言えます。
社会人になると黒髪が基本、職種によっては髪色も制限されてしまいます。
髪が傷むなどのリスクはありますが、髪色が変われば気分も変わるのでカラーリングを楽しんでください。
こちらの記事にカラーリングについて詳しく書いています。
SNS・スマホの検索画像(動画)
いまはネット社会、言葉で注文するよりも「スマホを見せて注文」する人が多いです。
しかし、お持ちの画像だけでは情報が少ない場合があります。
思っていた髪型と違う…そんな失敗をしてしまう可能性があります。
どのような画像が良いのか、詳しくは【カットの頼み方のヒント③】にて解説しています。
いま伸ばしている・似合う髪型がわからない
伸ばしたいけどいまはバランスが悪い、そういう時は床屋さんに相談してください。
伸ばしたい部分はそのままで、カットできる部分をバランスよく整えながらカットしてくれます。
「他人が見て似合う髪型」と「自分が見て似合う髪型」は違います。
詳しくは【カットの頼み方のヒント⑤】にて解説しています。
まとめ
大学生・専門学生のカットを頼み方を書きました。
学生料金になるには「学生証」が必須、必ず提示してください。
校則に縛られることなく、自由にヘアスタイルを選択できるのが学生の良い所。
パーマやカラーリング、ツーブロックなど、今までできなかったヘアスタイルにチャレンジするのもいいですね。
新しい環境、新しいヘアスタイル、新しい自分、素敵なキャンパスライフをお過ごしください。
参考になれば嬉しいです。
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